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1011:東ティモールのコロナ隔離ホテルで食べた白身魚のビーフン
東ティモール(インドネシアのお隣の国)では新型コロナウィルスの流行により、外国人は2週間ホテルでの隔離生活を強いられます。1歩も外出できません。食事は1日3回、お弁当が部屋に運ばれます。海に囲まれている当地ですが、根強い肉食の文化があり、また、魚介類は畜肉に比べて高価であること、さらに、魚の鮮度が悪いことが水産業の発展を妨げる原因と考えられています。私は、JICAの漁業振興の仕事で当地に来ています。肉食(チキンやビーフ)ばかりで胃腸が疲れていたので、この「白身魚のビーフン」は本当に嬉しかったです。「麺益力」を強く実感しました。隔離生活は些細なことが幸せなのです。ビーフン(米粉)の発祥は中国の福建省だと聞きました。軽い塩味のヘルシーなビーフンを東ティモールでも中国の影響力が増しています。私はここで魚食の多様化(和食含む)を図り、貧困層の栄養状態を改善したいと考えています。ロードサイドの魚市場でタコを見つけましたので、「たこ焼き」を東南アジアに普及していきます!